地域福祉事業

地域福祉の推進のために

地域住民が望む暮らしやすい地域像描き、その実現に向かって住民みんなが考え、協力し行動するという地域住民による主体的な取組み「住民主体の地域福祉」を推進していくために、様々な地域福祉事業を展開しています。

当会の地域福祉事業の体系図
当会の地域福祉事業の体系図 当会の地域福祉事業の体系図
1.誰もが地域福祉の推進に向けて「考え」・「行動」する地域づくり

(1)全世代を対象とした福祉教育の推進

(2)福祉の担い手の「養成」・「育成」と活動支援

2.支え合いの活動が広がる地域づくり

(1)福祉活動の担い手となる住民団体の組織化と活動支援

(2)圏域に応じた小地域福祉活動の推進

3.誰もが安心して暮せる地域

(1)権利擁護支援の強化

(2)総合相談体制の強化

(3)災害支援体制の強化

(4)「関係者」・「団体」への支援及び協働体制の構築

誰もが地域福祉の推進に向けて「考え」・「行動」する地域づくり

福祉教育推進事業

福祉教育推進事業の活動写真

主に小・中学校に働きかけ、総合的な学習の時間等で児童や生徒への福祉教育を実施しています。また、地域の方々や企業、団体等に対する福祉教育の進め方を検討し、全世代を対象とした事業展開を進めます。
教育関係者や福祉関係者等の参画により、福祉教育を推進していくための試行的な協議のための仕組みづくりにも取り組んでいます。
福祉教育プログラムの提案や体験セットの貸出及び指導、職員派遣、ゲストティーチャーの調整、福祉施設やボランティア活動の調整などを行います。
(体験学習貸出資材:高齢者疑似体験セット、アイマスク体験セット、車いす)

学校での福祉教育を通して目指すべき人物像

「お互いを認め、支え合える関係を築ける人」
1.お互いの“違い”や“同じ”を認め合える
2.その人のもつ「弱さ」と「強さ」に気づくことができる
3.その人らしい生き方をサポートすることができる

福祉大会・まつり事業

福祉大会・まつり事業の写真の活動写真1
福祉大会・まつり事業の写真の活動写真2

上越市の全市民を対象とした「上越市社会福祉大会」と支所単位で開催する「福祉まつり」を実施しています。市民目線でのテーマ設定や企画により、福祉の啓発を図ります。
「上越市社会福祉大会」は福祉活動者の表彰と福祉講演会が行われます。

福祉まつりは、浦川原支所・大島支所・柿崎支所・大潟支所・吉川支所・三和支所で実施しています。

支え合いの活動が広がる地域づくり

住民福祉会設置事業

住民福祉会設置事業の活動写真

地域の方々が地域の福祉(生活)課題について自ら考え、その解決に向けて一体となって自主的に独自性のある福祉活動を実践していく「住民福祉会」の取組みを進め、その活動や運営の支援を行います。
上越市内28の地域自治区を基本的な範囲とし、設置に向けた取組みを進めています。
諏訪区、中郷区、名立区を「住民福祉会」のモデル地区に指定し、平成29年~30年の2年間を指定期間として地域に密着した様々な地域福祉活動に取組んでいます。
モデル地区の取組みを発信しながら地域に対する意向調査や個別協議を進め、普及を目指します。
平成30年度からは、新たに三和区振興会が取組みます。

地域懇談会事業

地域懇談会事業の活動写真

地域での福祉ニーズ・課題を把握する機会として、
また地域の方々が福祉に関心を持ち考えるきっかけづくりとして、地域住民や町内会長、民生委員・児童委員などを対象に小地域での懇談会を実施します。

また、社協の事業・活動についての意見や要望の聞き取りも行い、
取組みの見直や整備につなげ、福祉の充実を図ります。

ふれあいいきいきサロン事業

ふれあいいきいきサロン事業の活動写真

町内会を基本的な単位として、高齢者や障がいのある方などが気軽に集える場(サロン)をつくり、閉じこもりの防止や健康増進、生きがいづくりや仲間づくりを進めています。
また、地域の方々が自主的に運営していけるよう、サロンの立上げから活動継続の支援を行います。
※サロンの実施にあたり、立ち上げから7年間活動助成金を交付しています。

交付期間開設した年度から
3ヵ年
開設した年度から
4~5ヵ年
開設した年度から
6~7ヵ年
助成金額15,000円/年12,000円/年10,000円/年

ふれあい支え合いマップづくり事業

ふれあい支え合いマップづくり事業の活動写真

おおむね50世帯のご近所圏域を対象とし、地域の住民同士のつながりや関わり方、福祉(生活)課題などをマップに書き込み視覚化することで、身近な地域の状況を再確認(把握)します。マップづくりをきっかけとして地域の方々の福祉に対する関心が高まり、見守りや支え合い、災害時の支援体制の強化など、地域力の向上や福祉(生活)課題の解決に向けた支援体制づくりにもつながっていきます。
(1)地域住民とマップづくりを実施
(2)マップから課題やニーズを発見
(3)地域住民と解決方法を検討して対応

誰もが安心して暮せる地域

日常生活自立支援事業

上越市社会福祉協議会では、市内にお住いの方を対象に、福祉サービス利用援助の支援を主目的とした、日常生活自立支援事業を行っております。
日常生活自立支援事業は、日常の生活をしていくうえで、自分ひとりの判断に不安のある高齢者や知的障がい、精神障がいのある方などが利用できます。
必要な福祉サービスなどの情報提供や利用手続きのお手伝いを行い、誰もが住み慣れた地域で安心して生活できるようサポートする事業です。

福祉サービスを受けたいがどうすればいいかわからない・介護保険関係の書類がたくさんくるけど、どう手続きしたらいいかわからない計画的にお金を使いたいけど、いつも迷ってしまう・最近物忘れが多くて預金通帳をちゃんとしまったか、いつも心配
サービス(支援)内容
  • (1)福祉サービスの利用支援
  • (2)日常生活に必要な各種手続の支援
  • (3)日常的な金銭の出し入れの支援
  • (4)年金証書などの書類預かり
利用料金
  • (1)サービス(支援)を利用する場合、1回1時間まで1,200円、1時間を超えると30分ごとに400円の利用料がかかります。
  • (2)支援を行う、生活支援員の交通費実費
  • (3)その他、必書類預かりの場合など、貸し金庫の使用料をいただきます。
利用料金の助成制度

上越市の介護保険で要介護認定を受けている方は、上越市の利用助成制度が受けられます。

日常生活自立支援事業を利用するには?

まず、あなたのまちの社会福祉協議会に連絡してください。
そこから手続きがスタートします。相談は無料、サービスは有料です。

相談、訪問
支援計画作成・契約、支援の開始
1.相談

お近くの市町村社会福祉協議会(社協)が相談窓口です。
困っていることがあれば気軽に相談してください。

2.訪問

社会福祉協議会の専門員がお宅を訪問し、困っていることなどをお聞きします。

3.支援計画・契約

ご本人の希望を確認しながら、専門員が支援計画を作ります。その計画で良ければ契約します。

4.支援の開始

支援計画に基づいて定期的に訪問し、必要に応じた福祉サービス利用援助や、預貯金の出し入れ、支払代行をします。

専門員…ご本人の生活状況を確認し、契約までの調整を行い、支援計画をつくり、関係機関との調整や生活支援員の指導を行います。

生活支援員…ご利用者宅を訪問し、直接支援します。

法人後見事業

法人後見事業のイメージイラスト

認知症や知的障がい、精神障がい等により判断能力が不十分でないために意思決定が困難な方が安心して生活できるように、上越市社会福祉協議会が法人として成年後見人等となり、財産管理や福祉サービスの契約などを行い、法的な代理人としてご本人の権利を守ります。
家庭裁判所からの依頼により当会が受任します。
「日常生活自立支援事業」を利用されていて、判断能力の低下により成年後見制度への移行が必要となった方について、ご本人の状況などから当会が継続して支援することが望ましいと判断される場合は、成年後見人等の候補者となり対応します。
成年後見制度とは

あるある勉強会
あるある勉強会の活動写真

自己研鑽を目的として、成年後見制度に係る様々な関係機関に呼びかけ、権利を守るための勉強会をおおむね、
年4回上越総合福祉センターで18時30分~20時に実施しています。

勉強会の日程や内容などについては、関係機関から選出された実行委員会で検討しています。

権利擁護推進事業

権利擁護推進事業の活動写真

市民の皆様や関係機関などに対して、権利を守るための事業や制度に関する周知・啓発を進めています。

出前講座

社協の職員が町内会や事業所などに出向き、権利を守るための事業や制度について分かりやすく説明する出前講座を実施しています。
出前講座の詳細はこちら(PDF:214KB)

ミニ講座

権利を守るための身近なテーマを設定し、法律や医療の専門家を講師に招いて1時間30分程度のミニ講座(講演会)を実施しています。
ミニ講座の詳細はこちら(PDF:290KB)

権利擁護相談

判断能力に不安がある方などの権利を守るために様々な相談に応じます。
お気軽にご相談ください。

相談窓口

地域福祉課 権利擁護・生活支援係 
TEL:025-521-1212

不登校児の短期自立支援事業(やすづか学園)

晴れやかな気持ちの男の子のイメージイラスト

やすづか学園は、不登校に悩む子ども達の傷ついた心を癒し、ありのままの自分でいられる「心の居場所」です。大自然の中で多くの人とふれあい、農業、アウトドアスポーツ、芸術創作、ボランティア活動などの体験活動を通して元気を取り戻し、自信を持って自立した社会生活が送れるよう支援しています。
詳しくはこちら

不登校相談

不登校の苦しみは当事者でなくては分かりません。
周囲の偏見にさらされ、誰にも相談できず悩んでいませんか?
当学園のスタッフがじっくりとお話しを聞きます。一緒にこれからのことを考えてみませんか?

対  象 :小学~中学生で不登校に悩む本人、保護者、関係者
料  金 :相談無料
開催場所 :毎月1回…上越市市民プラザ 午後1時~午後3時
平日随時…やすづか学園
電話やメールでも随時受け付けています。

相談受付

フリースクール やすづか学園
TEL:025-595-2123
メール:jsk-yasudukagakuen@jouetushisyakyo.jp

心配ごと相談事業

心配ごと相談事業のイメージイラスト

市民の皆様の様々心配ごと、困りごとの相談に応じ、問題の解決に向けて一緒に考えます。
上越市社会福祉協議会の全ての支所に相談窓口が設置されていて、随時職員が対応します。相談内容、個人情報は厳守いたしますので、お気軽にご相談ください。

開設日時 :月曜日から金曜日の午前9時~午後5時
支所一覧はこちら

生活福祉資金貸付事業

「生活福祉資金貸付制度」は、他の貸付制度が利用できない低所得世帯や障がい者世帯、高齢者世帯に対し、資金の貸付と必要な相談支援により、経済的自立と安定した生活が送れるようにすることを目的としています。
この貸付制度は、厚生労働省の要綱に基づき、国と新潟県が貸付原資を出し合い、「社会福祉法人新潟県社会福祉協議会」が運営しています。
民生委員と市町村社会福祉協議会が窓口となって、また、生活困窮者自立支援法に基づく相談支援機関等と連携して、継続的な相談支援を行います。 詳しくはこちら

災害対策事業

災害対策事業の活動写真

上越市、上越青年会議所、くびき野NPOサポートセンターとで構成する「上越市災害ボランティア連携推進会議」を定期的に開催し、上越圏域で自然災害等が発生した場合に復旧・復興のための支援を行う「災害ボランティアセンター」の設置・運営など災害時の対応が迅速、適切に行えるよう、平時から協働体制による取組みを進めています。
また、市外や県外で災害が発生した場合も、新潟県社会福祉協議会からの依頼に基づいた現地の災害ボランティアセンターへの職員派遣やボランティアバスの運行など、被災地の支援活動を行います。
災害ボランティアセンター設置運営マニュアル 本文(PDF:514KB) 災害ボランティアセンター設置運営 様式集(ZIP:116KB)

市民の皆様を対象とした「災害講演会」や「災害ボランティア養成講座」、「災害ボランティアフォローアップ講座」などを実施し、災害に対する意識づけや支援者としてのマンパワーの確保に取組んでいます。(各講座は、妙高市社会福祉協議会と合同で開催。)

災害ボランティア登録制度
災害ボランティアセンターのイラスト

災害が発生した時に「災害ボランティアセンター」の運営や被災者支援に協力していただける、災害ボランティアの登録を行っています。
対象者:災害ボランティア養成講座(中級もしくは上級)修了者及び被災地での支援を経験している市民
災害ボランティア登録用紙(word:21KB)

市外や県外で災害が発生した場合も、新潟県社会福祉協議会からの依頼に基づいた現地の災害ボランティアセンターへの職員派遣やボランティアバスの運行など、被災地の支援活動を行います。

団体事務事業

「上越市心身障がい者福祉団体連合会」や「上越市身体障がい者連絡協議会」、各区の「老人クラブ連合会」や「遺族会」などの事務局を担い支援しています。
各団体が自立して継続性のある運営ができるよう、それぞれの状況を把握しながら必要な支援を行っています。
支援している団体一覧(xls:38KB)

上越ワーキングネットワーク支援事業

上越ワーキングネットワーク支援事業の活動写真1
上越ワーキングネットワーク支援事業の活動写真2

障がい者福祉施設が協働で作業等を受注して工賃アップを図り、障がいのある方が自立した生活を送ることができるよう活動を進めてきている「上越ワーキングネットワーク」の事務局を担い、取組みの支援をしています。
上越ワーキングネットワークの加入施設(xls:36KB)

お問い合わせ

地域福祉課 TEL:025-526-1515

 

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